モノと人の出会い
つい2か月ほど前、お店宛にとある学生さんからのメールが届きました。
彼女は、武蔵野美術大学に通う4年生。
長谷さん。
専攻は工芸工業デザイン学科陶磁専で、食器をはじめとしたクラフトデザインを学んでいるとの事。
「場とモノ」
今回、商業施設やお店に向けてのデザイン提案という課題を受けて、ボウルズカフェのコンセプトに沿った作品を、素材を含めて提案しデザインをして行くと言う内容のお話。
彼女のこれまでの作品集を見て興味を持ち、ふたつ返事でお受けしました。
是非に、とお願いしたモノは「ランプシェード」。
ボウルズには、様々なデザインのランプシェードが天井からゆったりとテーブルを照らしてくれています。
色や形など、それぞれのイメージを楽しんでもらえれば・・・と開店当初に選んだモノばかり。
10年変わらぬお店のイメージを、色や素材の観点から用途やサイズのお話を一緒にさせて頂き、私達もお店を創造して行く側の意見をしっかりと伝え、とても楽しい一時を共有させてもらいました。
試作する事、数回。
課題としての業を為し終えた作品は。。
先日、ボウルズカフェのランプシェードとして仲間入りする事となりました。
私達が思った通りの、柔らかな光がこぼれる素敵なランプシェード。
この先、沢山のお客様の目に止まり、記憶に残る作品となって行く事と思います。
この出会いに感謝すると同時に、これからの彼女の活躍を応援するファンの一人となりました。
ご来店の際には、是非、上を見上げ、素敵なシェードの灯りを楽しんでみて下さい。
2015-07-01 | Posted in 日々のこと | Comments Closed